クリーンに特化した生産環境で生まれる、高密度な防塵シールド部品。
デジタルスチルカメラ、ビデオカメラは、撮像素子(CCD、CMOS)に微細なコンタミが付着するだけで、その撮影品質が大きく劣化します。特に、防犯用など、屋外に設置されるカメラは、絶えずホコリや雨水にさらされるため、そうした厳しい環境での使用に耐えられるシビアな防塵性が求められます。ヤマウチでは、このようなコンタミ、埃、水の侵入を防ぐため、独自の解析技術を用いてシール性能について最適な形状設計を行い、クリーン性に徹底してこだわった工程にて生産された、防塵ゴム(シールゴム、シールドラバー)やパッキンをご提供。これらの映像機器の画質向上において重要な役割を果たしています。
防塵ゴムの主な特徴
防塵性能のためのクリーン環境に特化した生産ラインでの品質管理。
防塵ゴムの生産は、クリーンな環境で行うことが何よりも重要です。ヤマウチの防塵ゴムは、ゴムの混練から最終検査までの全行程において、最高レベルのクリーン性が確保され、徹底して品質管理された環境で生産されています。
工場内に設置されたクリーンルーム
幅広いバリエーション(A25〜65°)で、車載用にも最適の材料特性。
ヤマウチでは、車載用ゴムに求められる耐熱性・耐候性・高寿命を兼ね備えた高品質な材料を、広範囲な硬度バリエーションでご用意しています。
技 術
形状シミュレーションで最適な形状をご提案。
ヤマウチでは、非線形モデル専用の解析技術を用いて、防塵ゴムの反力及びシール性を予測することにより、製品ごとのニーズに対応した最適な形状をご提案することができます。
オリジナル形状では取り付けた際に相手部品に接触する可能性がある場合…
ヤマウチでは、変形量を変えることなく、反力を1/2に低減できる形状をご提案。
車載用カメラの防塵ゴム部品の全自動外観検査機導入。
ヤマウチでは、先進運転支援システム(ADAS)に用いられるステレオ、単眼カメラの最終保証として、2D、3Dカメラによる自動外観検査機を導入し、製品のピッキング、搬送、梱包までをロボットで無人稼働しています。
検査画面