OA機器での用紙給紙・搬送を確実に行える 給紙・搬送ローラ
多種の紙を通紙しても摩擦係数が低下しにくい耐久性に優れた給紙・搬送ローラをご提供します。

独自の配合技術により、高い摩擦係数と耐摩耗性を両立。

コート紙、海外紙など、OA機器に使用される紙の種類が多様化する中、給紙・搬送ローラには、こうした多様な紙を通紙しても摩擦係数が低下しにくいゴム特性が求められています。ヤマウチは、独自の設計ノウハウによって、長期使用による磨耗や、紙粉などの付着による摩擦係数の低下、紙に対する汚染性などを大きく低減したゴム材料を開発。信頼性が高く、耐久性に優れた給紙・搬送ローラをご提供しています。
給紙・搬送ローラ

給紙ローラの主な特徴

ヤマウチが長年、要素開発から取り組んできた高機能給紙ローラ。独自ゴム配合×トライボロジー理論に基づいて、独自の表面形状を考案しました。低温低湿(LL)環境下かつ紙粉の多い紙(多紙粉紙)やコート紙に対しても、摩擦係数が低下しにくく、高い順転性(連れ回り性)を維持できます。また1層目をスポンジ・2層目をソリッドにした2層ローラでは、低硬度でありながらソリッド層で高摩擦係数を実現しました。お客様の困り事である「音鳴き」の課題も解決し、複写機業界ではヤマウチの給紙ローラは更なる広がりを見せています。ヤマウチがこだわり抜いたEPDM高機能給紙ローラは今や海外メーカーも含め、複写機業界のグローバルスタンダードとなりつつあります。


独自の設計ノウハウで、高い摩擦係数と耐摩耗性を実現。

給紙ローラ用材料として、硬度20~45(A)のEPDM材をラインナップ。ヤマウチの豊富な経験を生かした配合技術で、高い摩擦係数保持性と耐摩耗性を両立しています。また、通常のロール形状だけでなく、ベルト形状のサンプルも量産・高速機等でいっそう高い耐摩耗性を要求されるケースのためにウレタン材をご用意するなど、ニーズに応じた幅広いラインナップからの選択が可能です。


給紙ローラ


2層ローラでお客様の困り事を解決

給紙2層ローラでは1層目にスポンジ、2層目にソリッドと硬度の異なる素材を使用しています。加工難易度が高くても、ヤマウチの製造技術・工程確立によって高い寸法精度で安定量産を実現しています。また、かねてからお客様の困り事であった「音鳴き」対策としても効果抜群です。




トライボロジー理論を応用した独自の表面形状

新しい種類の紙、特に紙粉の多い紙は給紙を続けるうちに、紙粉がローラ表面に付着し、摩擦力が低下してしまうことが大きな課題でした。ヤマウチは外部機関との共同研究で実証データを積み重ねてきました。紙粉を溝部に落としたり、適度にローラ表面が削れることによる「リフレッシュ効果」によって高耐久・高摩擦係数を実現しました。ヤマウチオリジナル形状として特許も取得し、複写機メーカー各社から非常に高くご評価頂いております。

OM50×形状(エッジ・噛み合い)効果



様々な形状の中で最適形状を提案

ローレット×T形状だけでなく、さまざまな形状の給紙ローラで実績があり、右記の形状以外でもカスタマイズが可能です。ヤマウチの誇る研究開発力でお客様の多様なニーズに応える製品を提案させて頂きます。

給紙ローラの様々な形状


搬送ローラ(レジストローラ・排紙ローラ)の主な特徴


幅広い材料選択で、製品ニーズにあったローラをご提供。

搬送ローラ(レジストローラ・排紙ローラ)用材料として、硬度50~85(A)の材料をラインナップ。材質も、EPDM材を中心に、ウレタン材、CR材、SBR材、シリコン材と幅広くそろえており、様々なニーズに対応できる体制となっています。特にウレタン材は、機器の高速化・高画質化が進む中、定着ロール近辺で使用した場合もトナーの吸収によるロール径の変化が起こりにくい材料として、お客様から高い評価をいただいています。


搬送ローラ

製品一覧

硬度・抵抗値など、製品ニーズに応じた材料をご用意できます。


給紙・搬送ローラ 製品一覧