イオン導電の優れた電圧依存性で安定した高画質を実現。
印刷機は、日々、高速化・高画質化しています。そこで大きな貢献を果たすのが転写ローラの品質と性能です。ヤマウチでは、独自の配合技術から生まれたイオン導電性ゴム材料を採用し、ハイエンドユーザーの厳しい要求にも対応する高性能な転写ローラをご提供しています。
転写ローラの主な特徴
ヤマウチ独自の配合技術から生まれた、イオン導電性ゴムを採用。
ヤマウチの転写ローラには、独自の配合技術を用いて開発されたゴム材料を採用。十分なニップ幅を確保して転写精度を高めるだけでなく、イオン導電性材料を採用することによって、印加電圧の変化にも抵抗値が変動しない優れた電圧依存性を実現しています。一方で、環境温度・湿度への依存性は小さく抑えられているため、どんな環境でも安定して高画質を発揮することができます。
長期使用でも抵抗値の上昇が小さく、感光体等への汚染も極小化。
耐久性においては、材料物性の維持だけでなく、長期使用における電気的特性(抵抗値)の変化を最小に抑える必要がありますが、ヤマウチでは、実際に印加バイアスをかけて行う通電耐久試験によって、その性能を確かなものにしています。また、転写ローラは紙を通さないときは感光体や中間転写体と接するため、それらを汚染しない材料を選定。トナーが付着しにくいコーティングを施すなどによって、クリーンな性能を実現しています。
様々な条件、用途に対応する2種類の材料をお選びいただけます。
ヤマウチでは、転写ローラの使用条件や用途に応じて2種類の材料をご用意しています。
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発泡セル径が小さく均一であることが特徴です。これまで、モノクロ機の転写ローラをはじめ、カラー機の1次転写ローラや2次転写ローラなどの用途で実績があります。
ソリッド+コーティング
コーティング層によって実現した平滑さと摩擦係数の低さが特徴です。主に2次転写ローラとして実績があります。